日本円の価値がどんどん下がっていますよね。
米ドルとかに替えたほうが良いのでしょうか。
銀行で外貨預金でもしようかな?
銀行の外貨預金はぼったくりだから絶対に止めたほうが良い。
日本円を米ドルに替える方法は他にもある。
日本円を米ドルなどの外貨に換える方法を説明していこう。
- 手数料をなるべく安く外貨を手に入れる方法
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投資初心者へ資産形成の方法をわかりやすく解説していきます。
資産が日本円だけだと円安になった時に資産価値が目減りする。
そう言われてピンとくる方は勝ち組です。
円安?資産価値が目減りする?
日本にいるんだから円だけ持って入れば良いでしょうと思う方も多いでしょう。
まずは円高と円安についての理解が必要です。
円高と円安 メリットとデメリット
円高とは日本円の価値が高くなること。円が高くなるから円高です。
反対に、円安とは日本円の価値が安くなることを言います。円が安くなるから円安です。
円高と円安の関係をしっかり理解してください。
では問題です。
1ドル=100円→1ドル=130円
この状態は円高になったのでしょうか?それとも円安になったのでしょうか?
円の数字が増えたから円高ですかね?
答えは円安だ。
今までは1ドルを手に入れるのに100円で済んでいたものが、130円必要になったのだぞ。円の価値がそれだけ安くなってしまったということ。
なるほど。そういわれると分かりやすいですね。
では、この状態はどっちだ?
1ドル=130円→1ドル=100円
1ドル手に入れるのに130円必要だったものが100円で済むのだから、円の価値が高くなった。つまり円高ですね!
そう!円高だ。
ざっくり言うと、円高の時には円の価値が高いので海外からの輸入品を安く買うことができる。
海外旅行に行くときも円高の時の方がお得ですもんね。
現在は円安が進んでいて、1ドルが133円を突破してしまいました。
外国からの輸入品は当面値上げが続くでしょう。
円安と円高のメリットをまとめてみました。
円安 | 円高 | |
---|---|---|
メリット | 外貨資産の価値が相対的に上がる 海外で日本製品が売れやすくなる 輸出産業の業績は良くなりやすい | 輸入品を安く買える 海外旅行時にお得 輸入産業は業績が良くなりやすい |
デメリット | 輸入品が高くなる 海外旅行時には割高 輸入産業の業績は悪化しやすい | 外貨資産の価値が相対的に下がる 海外で日本製品が売れにくく 輸出産業は業績が悪化しやすい |
最近ではガソリンや小麦など輸入に頼っている品目の値上げが続いていますよね。
その原因の一つは円安によるものです。
僕は日本円しか持っていないのですが、どうしたらよいでしょうか?
リスクヘッジの意味でも一定程度の外貨資産を持っておくべきだね。
米ドルなどの外貨を持つ方法
外貨資産を持つ方法として簡単なのが以下の2つです。
- 銀行での外貨預金
- FX
この2つの方法について説明していきたいと思います。
結論から言うと、銀行での外貨預金はぜったにやらない方が良いです。
断言します。
銀行での外貨預金
例えば、1ドル100円の時に米ドルを銀行で購入するとします。
すると銀行は1ドル101円と提示してきました。
100万円で交換できたのは9,901ドルです。
しばらくして、急にお金が必要になったので外貨預金を解約することになりました。
この時も1ドル=100円でした。
しかし銀行は1ドル99円を提示してきます。
9,901ドル×99円/ドル→980,199円
銀行に外貨預金を預け、それを戻しただけで最初の100万円は98万円に減ってしまいました。
この約2万円が銀行の取り分(為替手数料)です。
外貨預金には利子が付きますが、往復の手数料を上回るほどの円安にならない限り損をしてしまいます。
FXで外貨を持つ
外貨を持つ方法としておすすめなのはFXです。
FXとはForeign Exchange(外国為替)のことです。
銀行で日本円から外貨へ替えると手数料をたくさん取られてしまいますが、FX業者を利用すれば手数料を大幅に削減できます。
なお、日本の金融庁による厳しい審査を通過し登録を受けたFX業者でなければFXサービスを提供することはできません。しっかりとしたFX業者を使えば資産が消失するといった心配はありません。
銀行の外貨預金とFXを比較した表をつくりました。
銀行の外貨預金 | FX | |
---|---|---|
得するのはどんな時 | 円安 | 円高・円安 |
レバレッジ | 不可 | 可 |
取引方法 | 銀行によって異なる | リアルタイム |
為替手数料 | 往復1円~2円 | 往復0円~0.05円程度 |
利息 | 満期時または解約時にもらえる | スワップポイント(毎日) |
課税 | 総合課税 | 申告分離課税 |
保全の仕組み | 預金保険制度の対象外 | 全額信託保全 |
為替手数料を見てください。
銀行の為替手数料が往復1円~2円(銀行によって異なる)と比べてFXは手数料がほとんどかかりません。
また、利息はスワップポイントという形で日々付与されていきます。
外貨預金は預金保険制度の対象外となっていますが、FXの資産は全額信託保全されますので、仮にFX業者が倒産したとしても資産は全額保護されます。
おすすめのFX業者
外貨資産を持つならFXで。
ここからはおすすめのFX業者を紹介していきます。
FX業者の選び方のポイントは為替手数料(FXではスプレッドと言います)の安さとスワップポイントの高さ。特徴的な注文方法が使えるか、そして相場が急変したときにも取引できるかどうかです。
スワップポイントは簡単に言えば金利のこと。業者によって若干異なります。
- スプレッドの狭い
- スワップポイントが高い
- 特徴的な注文方法
- 安定性
これらの条件をもとにおすすめのFX業者をピックアップしてみました。
いずれも私が利用しているFX業者です。
ポイントサイト経由で口座を開設するとお得です。