車を購入しようと思ってディーラーにいったんですけど、最近の車って結構値段が高いですよね。車の維持費もかかるし、どうしたらよいでしょうか。
まずは本当に車が必要かどうかを考えてみよう。
ブログと投資で資産形成中。
日本株と米国株を中心に100銘柄以上保有。
ポイ活歴、ふるさと納税歴10年以上!累計寄付額100万円超。
アフィリエイトによる月収最高7桁(別サイトです)。
累計収入3,000万円以上。
リーマンショックで資金0になった私の運命を変えた資格はこの2つ。
- AFP(FP2級)(ユーキャンの講座がわかりやすくておすすめ!)
- 簿記2級(こちらはユーキャンの書籍がおすすめ!)
投資初心者へ資産形成の方法をわかりやすく解説していきます。
- 車を買うかどうかは必要性を十分検討しましょう
- 車を所有すると購入費の他に多額の維持費がかかります
- カーリース、カーシェアリング、車のサブスク、レンタカー、タクシーも検討を
- それでも車を買う時にはなるべく安く
- リセールバリューも考慮しましょう
休日には車に乗ってドライブしたい。
この車に乗るのが夢だった。
こういう方もいらっしゃるでしょう。
もちろんお金に十分余裕があるならぜひ車を買って日本の経済に貢献していただきたいと思います。
ここからは生活費を節約したいと考えている方向けの記事です。
はたして、車は本当に必要でしょうか。
都会なら車が無くても十分生活できるが、車が無いと生活できない地方もある。車を所有する必要性について考えてみよう。
車の維持にはどのくらいお金がかかる?
2021年度乗用車市場動向調査によりますと、月間維持費は平均11,300円だそうです。
但し、この調査の月間維持費とは、燃料代・修理代・有料駐車場代・有料道路通行料等で、車両代・ローン返済・保険料・税金は除外されています。
実際の維持費用はもっと高額ということです。
車両購入費
車を買った時にディーラーに支払うお金です。
車両本体やメーカープション、ディーラーオプション、メンテナンスパックなどです。
最近では車が高性能化しており、それに伴って価格も上がっています。
コンパクトカーでも300万円近くになるのでびっくりしたよ
環境性能割(自動車取得税の替わり)
車の購入価格(厳密には違いますが)の1~3%の税金が取られます、
車購入時の消費税
車にもしっかり消費税がかかります。
しかも10%です。
仮に、300万円の車を買うと消費税だけで30万円も取られます。
そんなに取られるんですね。もったいない気がしてきました。
車を買った後にもたくさんのお金が必要だ。
自動車税
自動車税は毎年かかります。
5月31日までに払うやつですね。
自家用車(普通車)の自動車税
総排気量 | 新車登録:2019年9月30日以前 | 新車登録:2019年10月1日以降 |
---|---|---|
1リットル以下 | 29,500円 | 25,000円 |
1リットル超~1.5リットル以下 | 34,500円 | 30,500円 |
1.5リットル超~2.0リットル以下 | 39,500円 | 36,000円 |
2.0リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 | 43,500円 |
2.5リットル超~3.0リットル以下 | 51,000円 | 50,000円 |
3.0リットル超~3.5リットル以下 | 58,000円 | 57,000円 |
3.5リットル超~4.0リットル以下 | 66,500円 | 65,500円 |
4.0リットル超~4.5リットル以下 | 76,500円 | 75,500円 |
4.5リットル超~6.0リットル以下 | 88,000円 | 87,000円 |
6.0リットル超 | 111,000円 | 110,000円 |
軽自動車の自動車税
総排気量 | 新車登録:2019年9月30日以前 | 新車登録:2019年10月1日以降 |
---|---|---|
一律 | 10,800円 | 10,800円 |
普通車の自動車税の高さが際立ちますね。
地方都市で軽自動車率が高いのはこういった理由もあるね。
自動車重量税
自動車重量税は、自動車の新規登録(軽自動車の場合は新規検査)時と、車検(自動車検査登録制度)時に支払います。
自動車重量税の金額は車の重さによって異なります。
普通車の場合は、車両の重さによって自動車重量税の額が変わり、車両重量0.5トンごとに年間4,100円。
軽自動車の場合は、車両の重さにかかわらず年間3,300円です。
新車の新規登録から12年目までは自動車重量税額は変わりませんが、13年目以降になると税額が上がり、18年目以降ではさらにあがります。
次回の車検で自動車重量税がいくらかかるのかはこちらで調べることができます。
自賠責保険料
自賠責保険は強制加入です。
新車購入時と車検の時に支払います。
普通車の自賠責保険料は2年間で20,010円、軽自動車の場合は19,730円です。
自賠責保険で補償される範囲は対人事故の賠償損害のみ。
対物事故の賠償損害や自動車を運転する方のケガ、自動車自体の損害などは自賠責保険では補償されません。
支払限度額は被害にあわれた方1名につき、以下の通りです。
死亡による損害 | 最高3,000万円 |
後遺障害による損害 | 最高4,000万円 |
傷害による損害 | 最高120万円 |
任意保険(自動車保険)
自賠責保険だけでは自分の車やケガを補償できないうえ、補償金額が少ないので任意で自動車保険に加入します。
自動車保険は補償内容や等級にもよりますが年間で3万~15万円くらいかかります。
保険会社によって金額が大きく異なりますので、複数の保険会社の見積もりを取ってよく比較しましょう。
自動車保険の一括見積取得は無料です。
消耗品
エンジンオイルやバッテリー、ワイパーのゴム、スタッドレスタイヤなど、点検や車検の際に交換が必要と言われることがあります。
消耗品費もばかになりません。
駐車場代
車を停めておく駐車場も必要です。
自宅に停めておく土地があれば駐車場代はかかりませんが、別途駐車場を借りるとなるとその分の費用がかかります。
月極駐車場代は地方なら月に5,000円程度ですが、都心部では月に4~5万円かかる場合もあります。
⇒相場より安い駐車場多数。PMCマンスリーパーキングガソリン代
車を走らせるにはガソリンが必要です。
ガソリン代も値上がりしてきました。
1年間にかかるガソリン代は、車の燃費や年間の走行距離にもよりますので、例を上げて計算してみます。
- ガソリン価格は160円/L
- 年間1万キロ走行
- 車の燃費は15km/L
このだと、ガソリン代に年間10万円以上かかる計算となります。
車を所有するとかなりの金額が出ていくことが分かったのではないでしょうか。
車の維持費用を資産形成の資金に回せたら嬉しいですよね。
まずは車の必要性についてよく考えてみましょう。
車が無くても生活できる?(月に数回の利用ならカーシェアも)
最近では物を所有すること自体にあまり魅力を感じなくなってきている方が増えています。
車も同じです。一昔前なら車を持っているのがステータスのような時代もあったようですが、今はそうではありません。
皆さん大変堅実です。見栄で車を買う人はほとんどいないのではないでしょうか。
車を所有する以外にも車をつかえる手段があります。
- カーリース
- カーシェアリング
- 車のサブスク
- レンタカー
- タクシー
車の使用頻度が低いのであれば検討してみましょう。
カーリース
カーリースとは乗りたい車を選び、一定期間車を借ります。
契約期間は通常1年~3年程度。毎月リース料をリース会社に支払います。
車検やメンテナンス費用も含まれた金額となっているので、まとまった出費を心配する必要はありません。
カーシェアリング
カーシェアリングは、複数の会員で1台の車を共同利用します。
月額会費がかかるところもありますが、earthcarなら月額会費は無料です。
あらかじめ乗りたい日時を予約しておきます。
走行距離によって料金を支払います。
カーシェアリングのデメリットは近くにカーシェアリングのステーションが無いと使えません。
また、共同利用ですから乗りたい時に乗れないという可能性もあります。
車のサブスク
車のサブスクという選択肢もあります。トヨタのKINTOです。
レンタカー
数時間から1日単位で車を借ります。
車種によって金額は異なりますが、コンパクトカーなら4時間で5,000円程度で借りることができます。
タクシー
タクシーは乗車する金額と時間で料金がきまります。
普段あまり車を利用しない方は結果的にタクシーが一番安上がりになることが多いです。
得する車の購入方法(車を購入する時の注意点)
車を所有するとたくさんお金が必要だという事はわかった。
でも車は必要。車を持ちたい。
そういう方はなるべく安く車を購入する方法を取りましょう。
車を安く買うコツはいくつかあります。
- 新車の場合はディーラーの決算時期(3月、9月)を狙う
- 競合車の見積もりを取って値引きを引き出す
- 同じメーカーの違う販売会社を競合させる
- 下取り査定をアップしてもらう
- オプション値引きをしてもらう
- 逆に、中古車の場合はよく売れる2月~3月、9月は避ける。
高く売れる車を買うというのも一つの手です。
車両価格が高くてもリセールバリューがよい(下取り価格が高い)車なら、結果的に安く乗れることになります。
- 人気のある車種・色の車を購入する
- 走行キロ数が少ないうちに売る
- 車検が残っているうちに売る
- キレイに乗る
逆に、車両価格が安くてもリセールバリュー(下取り価格が安い)車の方が結果的に高くつくこともあります。
車を購入する時にはリセールバリューも考慮しましょう。
どの車のリセールバリューが高いのかはこちらでわかります。
車の購入費用と維持費用をなるべく抑える方法【車両費の節約】まとめ
- 車を買うかどうかは必要性を十分検討しましょう
- 車を所有すると購入費の他に多額の維持費がかかります
- カーリース、カーシェアリング、車のサブスク、レンタカー、タクシーも検討を
- それでも車を買う時にはなるべく安く
- リセールバリューも考慮しましょう