住宅ローンを借り換えようと思っています。
一番金利が低いところで借りるのが一番良いですよね。
ネット銀行に申し込んでみようと思うのですがどうでしょう。
確かにネット銀行は金利が安いから住宅ローン借り換え候補としては良いと思う。ただ、今借りている銀行にも話をしてみよう。金利を下げてくれる余地はあるかもしれない。
えっ!そうなんですか?
固定金利で借りているのでずっと金利は固定されてしまうのかと思いました。
条件によっては、固定金利で借りていても住宅ローンの条件変更はできるぞ。実際に固定金利を下げてもらったのでその時の話をしておこう。
- 住宅ローンの条件変更(金利交渉)について
- 住宅ローンの条件変更と借り換えはどちらが得か
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- 住宅ローンの支払いがきついので見直したい
- 住宅ローンをもっと低い金利の銀行に借り換えたい
今回は、そんな住宅ローンの借り換えを検討している方向けの記事です。
私が実際に行った住宅ローンの条件変更(金利変更)についての話です。
銀行に行く前の話をおさらいしておきましょう。
まず私がやったことは次の3つです。
詳しくはこちらをご覧ください。
住宅ローンの借り換えで175万円ものメリットが得られるのですから何もしないわけにはいきません。
ここで私は、その銀行に借り換えを申し込む前に今借りている銀行(給与振込口座・メインバンク)で金利を下げてもらえないか交渉をすることを考えました。
住宅ローンの借り換えには多額の手数料がかかりますが、条件変更ならちょっとの手数料で済みます。
もしかするとその方が結果的に得かもしれないと思ったからです。
現在借りている銀行へ住宅ローンの条件変更(金利交渉)
私はまず、事前に担当者に電話でこう伝えました。
「住宅ローンの借り換えを検討しています。auじぶん銀行の仮審査が通り、現在よりも約175万円ほど支払総額が安くなります。とはいえ、今まで私のメインバンクですから一度話をしておこうと思って。」
すると、担当者は電話口でこういいました。
「わかりました。では現在の住宅ローンの金利を下げさせていただきます。」と。
金利ってこんなに簡単に下がるんだと驚いたね。
どのくらい下がるかは上の決済が必要なので、一度銀行に来て欲しいという事になりました。
その際に、auじぶん銀行の住宅ローンの書類を見せて欲しいということでしたので、それを持参して銀行に行くことになりました。
数日後、資料を持って銀行に行きました。
担当者にその資料を見せると、すぐに電卓をたたきながらこう言いました。
「このまま借り続けていただけるならここまで金利を下げさせていただきますと」
そこで出された条件は、約170万円総額が安くなるものでした。
しかも、住宅ローンの借り換えではなく条件変更なので手数料は数千円で済むとのことでした。
シビアに行くなら、5万円安いauじぶん銀行へ借り換えるのが最もお得です。
ですが、
- 今借りている銀行は給与振込口座である
- 住宅ローン借り換えには時間も手間もかかる
- 金利が上昇しそうだった
- その他の条件なども加味
私はそのまま今の銀行で借り続けることを選択しました。
もしこれが数十万円以上の差であったら即刻auじぶん銀行に借り換えをしていたことでしょう。
条件変更の資料作成や上の決済をもらうのに時間が欲しいという事になり、追って連絡をするということで銀行を後にしました。
その約3週間後、決済が下りたので銀行に来て欲しいと連絡がありました。
なんと、月が替わり、基準金利が0.1%下がったそうで、前回の話よりも0.1%金利をさらに下げることができたという説明がありました。
結果、auじぶん銀行に借り換えをした場合とほぼ同額の総返済額削減効果となりました。
私は、もちろんその場で金利変更の契約書に押印し、金利を下げてもらうことに成功したのです。
金利引き下げの成功要因として大きかったのはこの2つです。
- 給与振込や公共料金引き下げ口座(メインバンクだった)
- 仮審査を通過した他行の住宅ローンの資料を持参した
住宅ローンの見直しを考えている方は、現在の銀行との条件交渉(金利交渉)をしてみてはいかがでしょうか。
⇒住宅ローンの借り換えはモゲチェック住宅ローンの条件変更は手続き簡単だが注意点も
住宅ローンの条件変更には注意点があります。
- 現在の住宅ローンの条件によっては交渉ができないこともある
- 諸費用を払ってでも、他行の住宅ローンに借り換えたほうが得な場合もある
今借りている銀行に金利を交渉するという選択肢を持っておくだけでも心強いと思いませんか?
住宅ローンの借り換え審査がなかなか通らなかったとしても、今借りている銀行に相談すれば金利の引き下げの可能性がありますよね?
しかも、金利の条件変更だけなら手続きは簡単で、手数料も数千円で済みます。
こちらで用意する書類もありません。
住宅ローンの借り換えに比べたらこちらの労力は半分以下でしょう。
借り換え手数料を負担したとしても、 条件変更よりもお得かどうかをチェック
私の場合は、
となりましたが、現在借りている金利や残債によっては住宅ローンの借り換えの方がメリットが大きいこともあります。
また、銀行との付き合いが浅い(給与振込口座や引落口座になっていない)などの場合には希望通りの条件が出ないことも十分にあり得ます。
諸費用を払ってでも他行に借り換えをした方が得なのか、今の銀行に交渉して金利を下げてもらった方が得なのか。
総合的にどちらが得なのかをよく比較して、借り換えるのか条件変更で行くのかを決定しましょう。
どちらにせよ、一度はモゲチェックのように一括で住宅ローンが比較できるサイトで仮審査の資料をもらいましょう。
モゲチェックの費用は完全無料です。
手数料も成功報酬も取られません。
住宅ローンの借り換えはモゲチェック