権利確定日とか権利落ち日とか権利付き最終日とかちょっとよくわかりません。
結局、いつまでに株を買えば株主優待や配当金がもらえるのでしょうか?
では今回は権利確定日や権利落ち日、権利付き最終日といった言葉をしっかりと説明していこう。
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- 株主優待や配当金をもらうにはいつまでに株を購入すれば良いか
- 権利確定日、権利落ち日、権利付き最終日の意味
株主優待や配当金をもらうにはいつまでに株を購入すれば良い?
日本証券業協会の投資Q&Aにわかりやすい動画がありました。
- いつまでに株を買えば株主優待をもらえますか?
-
権利確定日に株主名簿に登録されている必要があります。株主名簿に登録されるのは株式を購入した2営業日後。
権利確定日の2営業日前(権利確定日の付き最終日)までに株式の売買契約を成立させる必要があります。
例えば権利確定日が6月30日(木)の銘柄の場合、その2営業日前の6月28日(火)までに買えば権利を取得できます。
権利落ち日である6月29日(水)以降に売却しても権利は取得できます。
権利確定日:配当金や株主優待を受け取る権利を得るためにはこの日までに「株主名簿」に登録される必要がある。銘柄によって権利確定日は異なります。
権利落ち日(権利確定日の1営業日前):この日に株を購入しても権利確定日には株主名簿に登録されません。また、権利付き最終日に株式を保有していれば、権利落ち日に株を売却しても権利確定日には株主名簿に登録されていますので、配当や株牛優待の権利は得られます。
権利付き最終日(権利確定日の2営業日前):この日の15時までに株式を購入しておけば権利確定日に株主名簿に登録されます。
わかったかな?
ちょっと難しいですね。
株を購入してから株主名簿に登録するまでのタイムラグに注意しようということだ。そのタイムラグが2営業日ということ。
年月 | 権利付き最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 |
---|---|---|---|
2022年6月 | 6/28(火) | 6/29(水) | 6/30(木) |
2022年7月 | 7/27(水) | 7/28(木) | 7/29(金) |
2022年8月 | 8/29(月) | 8/30(火) | 8/31(水) |
2022年9月 | 9/28(水) | 9/29(木) | 9/30(金) |
2022年10月 | 10/27(木) | 10/28(金) | 10/31(月) |
2022年11月 | 11/28(月) | 11/29(火) | 11/30(水) |
2022年12月 | 12/28(水) | 12/29(木) | 12/30(金) |
2023年1月 | 1/27(金) | 1/30(月) | 1/31(火) |
2023年2月 | 2/24(金) | 2/27(月) | 2/28(火) |
2023年3月 | 3/29(水) | 3/30(木) | 3/31(金) |
2023年4月 | 4/26(水) | 4/27(木) | 4/28(金) |
2023年5月 | 5/29(月) | 5/30(火) | 5/31(水) |
配当や株主優待の権利を得るためには、権利付き最終日までに買えばOKと覚えておこう。
翌日(権利落ち日)になったら売ってもOK。
じゃあ、権利付き最終日に購入して権利落ち日に売却しても良いという事ですか?
その通り。但し、株主優待には半年以上とか1年以上の継続保有が条件というものもあるから注意しよう。
人気のある株主優待銘柄は権利付き最終日に向けて株価が上昇し、権利落ち日に大きく値下がりする傾向があります。
配当金や株主優待以上に損失を被ることもありますので、十分注意しましょう。
配当や株主優待をもらうためには(まとめ)
- 権利付き最終日の15時までに株式を購入しておく
- 権利付き最終日の15時までに株式を購入すると2営業日後の権利確定日には株主名簿に登録されている
- 企業は株主名簿に登録されている人に配当や株主優待を送付する
- 権利落ち日に売却しても配当や株主優待の権利は得られる(株主名簿から消えるのは権利確定日の翌営業日のため)